【2021/9/16 ランキング更新!】
近年、新卒就活でも転職でもIT業界が非常に人気となっています。
しかし、IT企業は大手からベンチャー、大手子会社、中小企業まで非常に数が多く、自分に合った企業を見つけるのは簡単ではありません。
そこで今回は、全173社に渡るIT企業のランキングを作成しました!
これは主にIT企業に勤めている方々と22卒の学生が中心となって作成したランキングを元にしており、「ネームバリュー、年収、就職難易度、福利厚生」を総合したものを評価基準としています。
この記事が少しでも皆さんの活動の助けになれば幸いです!



【必見】業界研究に必須!おすすめ業界地図2選!【書籍】
本題の前に、本記事の他にも業界研究に必須の書籍を2冊ご紹介します!
会社四季報 業界地図 2022年版
1つ目は、東洋経済新聞社が発行している「会社四季報 業界地図 2022年版」です!
こちらは全174業界、4080社の情報が載っており、11年連続売上ナンバーワンを誇ります!まさに業界研究に必須の一冊で、就活や転職を考えている方はもちろん、ビジネスに関わる方全てに見て頂きたい書籍です!
以下にリンクを用意しましたので、ぜひご確認ください!
日経業界地図 2022年版
2つ目は、日本経済新聞社が発行している「日経業界地図 2022年版」です!
こちらは全181業界、4300社の情報の情報が載っており、会社四季報に負けず劣らず充実した内容となっております!特徴としては会社四季報よりも一社ごとの説明は少ないものの、紹介されている会社数が多い分、業界内での関係性を広く知ることができることが挙げられます!
こちらも以下にリンクを用意しましたので、ぜひご確認ください!
以上、ぜひ本サイトとあわせてご活用ください!
IT企業とは?
そもそも、IT企業とはどのような企業を指すのでしょうか?
IT企業の定義として、キャリアガーデン様にて以下にように述べられています。
広い意味では「コンピュータを使った事業活動を行う企業全般」を指し、IT技術を活用して顧客の課題やニーズを解決したり、世の中を便利にするサービスを提供したりすることを使命としています。
つまり、ITサービスを提供する企業がIT企業ということですね。
このようなIT企業は、業種によって大きく4種類に分けられます。
- システムインテグレータ(SIer)
- Web系企業
- 通信系企業
- ITコンサル系企業
では、これらの詳細を説明していきます!
SIer
システムの例には、コンビニのPOSシステムや、ATMの取引システム、マイナンバー管理システムなどが挙げられます。
これらのシステムを作成しているのがSIerということですね!
有名なSIerには、NTTデータ、富士通、日立製作所などが挙げられます。


Web系企業
web系企業とは「Web(インターネット)を使って自社サービスを提供する企業」です。
Google(Googleドライブ、Gmail、Google photo)や、Facebook(Facebook、インスタグラム、messenger)もweb系企業に分類されます。
日本では、メルカリやLINE、yahooなどが有名なweb系企業です。
通信系企業
通信系企業とは、「ネットワークや通信基盤の管理提供を行う企業」です。最近だと5Gなどが話題です。
NTTドコモやKDDI、ソフトバンクが通信系企業に分類されます。
ITコンサル系企業
ITコンサル系企業とは、「ITを切り口に顧客のビジネス・経営に関わるコンサルテーションを提供する企業」です。
近年はコンサルティング業界がITに参入している & SIerがコンサルを行っているため、非常に競争が激しくなっている業界です。アクセンチュアやアビーム、クニエ(NTTデータ傘下)がITコンサル系企業の代表例です。
以上のように、一言でIT業界と言っても上記の4系統で評価基準は全く異なります。
本来は分けて考えるべきですが、今回は参考までに全ての企業をまとめたランキングを作成しました。
それでは早速ランキングを見ていきましょう!
2021年版 IT業界格付けランキング
(注) カッコ内は略称や別称です。
━━━ X (海外トップ大学勝ち) ━━━
Google Apple Facebook Amazon Microsoft PFN
━━━ S (東京一工勝ち)━━━
AWS VMware Cisco Salesforce SAP
━━━ A+ (早慶旧帝上位勝ち) ━━━
野村総研(NRI) NTTデータ 日立製作所 アクセンチュア アビーム 日本オラクル 日本IBM Indeed
━━━ A (早慶旧帝中位勝ち) ━━━
NTTコミュニケーションズ KDDI NTTドコモ メルカリ
━━━ A- (早慶旧帝下位上理勝ち) ━━━
富士通 ソフトバンク NTT東日本 日鉄ソリューションズ(NSSOL) 電通国際情報サービス(ISID) 大和総研(DIR) 日本総研(JRI) トレンドマイクロ HPE ジャストシステム ウルシステムズ シグマクシス リクルート DeNA Yahoo LINE
━━━ B+ (MARCH関関同立上位勝ち) ━━━
NEC 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC) 日本ユニシス(BIPROGY) NTT西日本 日本タタ(TCS) JSOL オービック クニエ ベイカレント シンプレクス フューチャー みずほR&T 楽天 サイバーエージェント エムスリー グノシー
━━━ B (MARCH関関同立下位勝ち) ━━━
デー子上位(システム技術 先端技術) 富士フイルムビジネスイノベーション(富士ゼロックス) 沖電気 NTTコムウェア SCSK MUIT アバナード 日立コンサル 電通デジタル イグニション・ポイント マネーフォワード GMOインターネット GMOPG カカココム Sansan
━━━ C (日東駒専産近甲龍上位勝ち) ━━━
日立ソリューションズ 日立システムズ 富士通Japan 富士通エフサス NECソリューションイノベータ 日興システムソリューションズ(NKSOL) CLIS 大塚商会 TIS 農中情報システム 東京海上日動システムズ 都築電気 トヨタシステムズ ニッセイ情報 MUSK PSSJ パナソニックシステムデザイン ユニアデックス ビジネスエンジニアリング 丸紅情報システムズ セゾン情報システムズ ミクシィ DMM ZOZO サイボウズ クックパッド フリークアウト GMOペポパ hey SmartHR
━━━ C- (日東駒専産近甲龍下位勝ち) ━━━
デー子中位(アイ フィナンシャルコア ウェーブ セキスイシステムズ MSE テクノクロス ジェトロニクス) Sky NECネッツエスアイ 三井情報 アビームシステムズ 第一生命情報 兼松エレクトロニクス コベルコシステム ソニーグローバルソリューションズ ネットワンシステムズ 明治安田システムテクノロジー TKC OBC freee HENNGE ぐるなび ドワンゴ GREE コロプラ
━━━ D (大東亜帝国勝ち) ━━━
デー子下位(フォース ソフィア フロンティア CCS NJK マネジメントサービス イントラマート 関西 etc…) 富士通FIP キヤノンITソリューションズ 日立ソリューションズクリエイト テクマトリックス 双日システム SOMPOシステムズ DTS NSD TDCソフト 富士ソフト インフォコム クレスコ JR東日本情報システム ANAシステムズ インテック ミロク情報サービス MS&ADシステムズ 三菱総研DCS ワークスアプリケーションズ DYM WorksHumanIntelligence MonotaRO HRForce データX(フロムスクラッチ)
━━━ F (Fラン勝ち) ━━━
NSW メイテック コア VSN ジャステック CIJ キューブシステム Minoriソリューションズ システナ トランスコスモス 総研ホールディングス シグマトロン アイエスエフネット テクノプロエンジニアリング フォーラムエンジニアリング
ランキングの解説
ランキング上位の企業について見ていきましょう!
X (海外トップ大学勝ち)
GAFAと呼ばれる企業群とマイクロソフトに加え、日本のNo.1ユニコーン企業のPFN (Preferred Networks) がランクインです。
これらは平均年収も1000万円を優に超えており、文句無しに世界トップクラスのIT企業と言えるでしょう。
S (東京一工勝ち)
BtoB (企業に対してサービスを提供する企業) の外資系IT企業が並びます。
日本では聞き慣れない企業も多いと思いますが、ドイツ企業のSAPは国内時価総額において1位だったり、SalesforceはそのSAPを上回る時価総額だったりと、世界的に有名な企業です。
GAFAには見劣りしてしまいますが、いずれも入社難易度は非常に高く、学歴関係なく優秀な方でないと採用されるのは難しいでしょう。
A+ (早慶旧帝上位勝ち)
日系の三代最大手SIerである野村総合研究所・NTTデータ・日立製作所がランクインです。
また、世界一のITコンサル企業であるアクセンチュアを始め、日系トップコンサルティングファームのアビーム、外国資本であるものの日本で確固たる地位を持つ日本オラクルと日本IBM、リクルート傘下のWeb系企業であるIndeedと粒揃いの企業が並びます。
いずれも入社難易度は高いですが、新卒・中途共に採用数は決して少なくないためまずはチャレンジしてみることをオススメします。
A (早慶旧帝中位勝ち)
通信最大手のドコモとKDDI、NTTコミュニケーションズに加え、フリマサービス「メルカリ」を展開するメルカリがランクインです。
メルカリはコロナの影響で成長した企業の一つです。また、米国事業も苦戦しつつも確実に成長を続けており、2021年現在は時価総額も約1兆円と好調です。
最近はドコモもKDDIも通信以外の事業に力を入れているため、今後の動向に注目です。
A- (早慶旧帝下位上理勝ち)
富士通やNSSOL(日鉄ソリューションズ)、電通国際情報サービス(ISID)などの大手SIerや、DeNAを始めとするメガベンチャーWeb系企業がランクインです。
また、日本総研と大和総研という金融系の親会社を持つシンクタンクもランクインしています。これらは今後も安定した経営が期待されます。
まとめ
今回は全173社に渡るIT企業の格付けランキングについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?
今後もIT業界に関する有益な情報をどんどん発信していく予定ですので、少しでも興味を持って頂いた方は是非Twitterのフォローとブックマークをよろしくお願いします!



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