日本の産業の骨格たる製造業の中でも特に日本が強い分野が「電気機器」です。
近年は中国や韓国に押され気味ですが、自動車や半導体機器など日本がトップシェアを誇る分野も未だ多く存在します。
このような電機系メーカーは、新卒就活でも転職活動でも盤石の人気を誇っています。
しかし、電機系メーカーは会社数も多く業種も細分化されているため、自分に合った企業を探すのが難しいという問題点が挙げられます。
そこで今回は、電機系メーカーの就職難易度を反映した全102社に渡る格付けランキングを作成しました!
就活・転職での企業選びの際など、この記事が少しでも皆さんの活動の助けになれば幸いです!



【必見】業界研究に必須!おすすめ業界地図2選!【書籍】
本題の前に、本記事の他にも業界研究に必須の書籍を2冊ご紹介します!
会社四季報 業界地図 2022年版
1つ目は、東洋経済新聞社が発行している「会社四季報 業界地図 2022年版」です!
こちらは全174業界、4080社の情報が載っており、11年連続売上ナンバーワンを誇ります!まさに業界研究に必須の一冊で、就活や転職を考えている方はもちろん、ビジネスに関わる方全てに見て頂きたい書籍です!
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日経業界地図 2022年版
2つ目は、日本経済新聞社が発行している「日経業界地図 2022年版」です!
こちらは全181業界、4300社の情報の情報が載っており、会社四季報に負けず劣らず充実した内容となっております!特徴としては会社四季報よりも一社ごとの説明は少ないものの、紹介されている会社数が多い分、業界内での関係性を広く知ることができることが挙げられます!
こちらも以下にリンクを用意しましたので、ぜひご確認ください!
ぜひ本サイトとあわせてご活用ください!
電機系メーカーとは?
まずは「電機系メーカー」について確認していきましょう!
皆さんは「電機系メーカー」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
wikipediaでは「電機メーカー」について以下のように説明されています。
電機メーカー(でんきメーカー)とは、家電と呼ばれる軽電製品(テレビ、洗濯機、電気調理器具、空調機器、照明、デジタルカメラなど)や重電製品(発電機、変圧器、電池などの電力設備)、コンピュータ製品・オフィス機器(スマートフォン、パーソナルコンピュータ、サーバ、プリンター、コピー機)、医療機器(MRIやCTなど)、電子部品(LSIなどの半導体、モーターなど)、産業用電気製品(産業用電動機、産業用ロボットなど)、電動輸送機器(電車、昇降機など)、自動車や船舶用の電子機器、航空宇宙機(民間用航空機、人工衛星、宇宙探査機、ロケットなど)用の電子機器、兵器(軍用機、ミサイルなど)用の電子機器等、これらの電気製品をどれか一つでも手掛けているメーカーのことである。電機とは電気機械の略である。
つまり、電機系メーカーとは以下のような「電気を使う製品を製造しているメーカー」を指します!
- 軽電製品(テレビ、洗濯機、電気調理器具、空調機器、照明、デジタルカメラなど)
- 重電製品(発電機、変圧器、電池などの電力設備)
- コンピュータ製品・オフィス機器(スマートフォン、パーソナルコンピュータ、サーバ、プリンター、コピー機)
- 医療機器(MRIやCTなど)
- 電子部品(LSIなどの半導体、モーターなど)
- 産業用電気製品(産業用電動機、産業用ロボットなど)
- 電動輸送機器(電車、昇降機など)
- 自動車や船舶用の電子機器
- 航空宇宙機用の電子機器
- 兵器用の電子機器
これらを踏まえ、今回は主に以下の4種類のメーカーに対してランク付けを行いました。
- 総合電機メーカー:三菱重工、パナソニックなど
- 自動車メーカー:トヨタ自動車、日産自動車など
- 半導体メーカー:東京エレクトロン、ディスコなど
- 医療機器メーカー:テルモ、キヤノンなど
それでは早速ランキングを見ていきましょう!
2021年版 電機系メーカー格付けランキング
━━━ S (東京一工勝ち) ━━━
キーエンス トヨタ 任天堂 ソニー
━━━ A+ (早慶旧帝上位勝ち) ━━━
三菱重工 本田技研工業 東京エレクトロン ファナック 日立製作所 デンソー 村田製作所 シーメンス 日本製鉄
━━━ A (早慶旧帝中位勝ち) ━━━
豊田自動織機 小松製作所 川崎重工 IHI 三菱電機 住友電工 ブリヂストン 神戸製鋼 JFEスチール キヤノン レーザーテック アドバンテスト ディスコ SCREEN
━━━ A- (早慶旧帝下位上理勝ち) ━━━
富士通 パナソニック 日産 ダイキン アイシン 島津製作所 テルモ オリンパス ヤマハ ヤマハ発動機 クボタ シマノ 三菱マテリアル 住友金属鉱山 JX金属 TOTO スクエアエニックス バンダイナムコ
━━━ B+ (MARCH関関同立上位勝ち) ━━━
NEC 京セラ SHARP 日本電産 KIOXIA マツダ オムロン コニカミノルタ カシオ計算機 DMG森精機 古河電機工業 ボッシュ 富士フイルムビジネスイノベーション(富士ゼロックス) 三井金属
━━━ B (MARCH関関同立勝ち) ━━━
スバル スズキ ダイハツ 富士電機 沖電気 日本光電 シスメックス フィリップス 日鉄鉱業 三菱アルミニウム 日本軽金属 大日本印刷 凸版印刷 日本精巧 パラマウントベッド 日立ハイテク 日立建機 エプソン ブラザー マキタ ミスミ LIXIL リコー 象印マホービン
━━━ C (日東駒専産近甲龍勝ち) ━━━
東芝 日立造船 HOYA ニコン パイオニア 日本サムスン 三菱自動車 日野自動車 ウシオ電機 横河電機 荏原製作所 ギガフォトン SUMCO マイクロンメモリ ルネサスエレクトロニクス ローム アイリスオーヤマ JDI 明電舎
ランキングの解説
それでは、上位企業について見ていきましょう!
S (東京一工勝ち)
平均年収2000万円のキーエンスを始め、時価総額日本トップのトヨタ自動車や任天堂、ソニーという名実ともに日本を代表するメーカー郡です。当然、就職難易度も最高レベルです。
A+ (早慶旧帝上位勝ち)
超一流のメーカー郡です。いずれも特定領域でトップシェアを誇り、グローバルに働くことができる可能性が高いです。
A (早慶旧帝中位勝ち)
知名度は若干劣るものの、長い歴史と確かな技術力を持つメーカー郡です。また、近年急成長している半導体関連のメーカーであるレーザーテック、アドバンテスト、ディスコ、SCREENがランクインです。
A- (早慶旧帝下位上理勝ち)
富士通やパナソニック、日産など高い知名度とトップクラスの売上高を持つ企業のほか、テルモやヤマハ、TOTOなど得意分野がはっきりしているメーカーがランクインです。
まとめ
今回は全102社に渡る電機系メーカーの格付けランキングについてご紹介しました。
今後もIT/コンサル/シンクタンク業界に関する有益な情報をどんどん発信していく予定ですので、少しでも興味を持って頂いた方は是非Twitterのフォローとブックマークをよろしくお願いします!



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