【2021/10/6 ランキング更新!】
近年、特に上位大学の学生においてコンサルティング/シンクタンク業界が非常に人気となっています。また、転職市場でも異業種からのコンサル業界への転職が非常に増加しています。
2020年9月9日のDIAMOND online『東大・京大の就活人気「コンサル1強」が実は危険な理由』によると、20卒から22卒にかけてコンサル業界志向が過熱している様子が見て取れます。
出典:DIAMOND online『東大・京大の就活人気「コンサル1強」が実は危険な理由』
しかし、実はコンサルティング業界には明確なランクが存在しています。
特に上位のコンサルティングファームでは顕著で、一度入社すると間違いなく一生モノのネームバリューが手に入ります。
そこで今回は、全90社のコンサル/シンクタンク企業ランキングを作成しました!
これはコンサルティング企業で勤務されている社会人と就活中の学生が中心となって作成されたランキングを元にしており、評価基準は「ネームバリュー、年収、就職難易度」を総合したものとなっています。
企業選びの際など、この記事が少しでも皆さんの活動の助けになれば幸いです。



【必見】業界研究に必須!おすすめ業界地図2選!【書籍】
本題の前に、本記事の他にも業界研究に必須の書籍を2冊ご紹介します!
会社四季報 業界地図 2022年版
1つ目は、東洋経済新聞社が発行している「会社四季報 業界地図 2022年版」です!
こちらは全174業界、4080社の情報が載っており、11年連続売上ナンバーワンを誇ります!まさに業界研究に必須の一冊で、就活や転職を考えている方はもちろん、ビジネスに関わる方全てに見て頂きたい書籍です!
以下にリンクを用意しましたので、ぜひご確認ください!
日経業界地図 2022年版
2つ目は、日本経済新聞社が発行している「日経業界地図 2022年版」です!
こちらは全181業界、4300社の情報の情報が載っており、会社四季報に負けず劣らず充実した内容となっております!特徴としては会社四季報よりも一社ごとの説明は少ないものの、紹介されている会社数が多い分、業界内での関係性を広く知ることができることが挙げられます!
こちらも以下にリンクを用意しましたので、ぜひご確認ください!
以上、ぜひ本サイトとあわせてご活用ください!
コンサル/シンクタンク業界とは?
まずは、コンサルティング系企業とシンクタンク系企業の定義と違いについて確認しましょう。
コンサルティング系企業
そもそも、コンサルティング系企業とは何なんでしょうか?
名前の由来はconsult「(専門家に)相談する」という英単語です。
鋭い方はこの和訳から推測できるかもしれません。
コンサルティング系企業とは「相手企業の課題を明らかにし、解決のための提案を行う」企業となります。
この提案行為に対して相手企業から報酬を受け取るというのがコンサルティング系企業のビジネスモデルです。
特に経営戦略に特化したコンサルティングファームは戦略系コンサルティングファームと呼ばれます。
最近は、提案のみでなく実行まで自分たちで行うコンサルティングファームも急増しています。
このようなコンサルティングファームは総合系コンサルティングファームと呼ばれます。
以上にように、コンサルティング系企業は以下のように分けられます。
- 戦略系コンサルティングファーム
- 総合系コンサルティングファーム
コンサルティングを行う人をコンサルタントと呼びます。
シンクタンク系企業
シンクタンクという単語は聞き慣れない方が多いと思います。
英語ではThink Tankと表され、直訳すると「知の槽」です。
鋭い方であれば、シンクタンク系企業が頭脳集団でありコンサルティング系企業と似ていることが想定されると思います。
ELITE Networkによると、以下のように説明されています。
シンクタンクとは、政治、経済、科学技術など、幅広い分野にわたる課題や事象を対象とした調査・研究を行い、結果を発表したり解決策を提示したりする研究機関のことです。Think Tankという言葉通り、頭脳集団などと表現されることもあります。
「研究機関」とされていることからも分かる通り、勤務されている方はどちらかというと理系が多いです。
それでは早速ランキングを見ていきましょう!
2021年最新版 コンサル/シンクタンク企業全ランキング
━━━ X (海外トップ大学勝ち) ━━━
McKinsey&Company Bain&Company BCG
━━━ S+ (東京一工上位勝ち) ━━━
A.T.カーニー ローランド・ベルガー アーサー・D・リトル ZSアソシエイツ Strategy&
━━━ S (東京一工中位勝ち) ━━━
アクセンチュア[戦略] EYパルテノン モニターデロイト KPMG-FAS GCA(Houlihan Lokey) L.E.K. Simon-Kucher OliverWyman Mercer 野村総研[経営] 三菱総研 IGPI CDI DI PwCアドバイザリー
━━━ S- (東京一工下位勝ち)━━━
DTC DTFA PwCコンサルティング MURC 日本IBM[戦略] 日本総研[コンサル] P&Eディレクションズ
━━━ A+ (早慶旧帝上位勝ち)━━━
アクセンチュア KPMG EYSC アビーム 日本M&Aセンター KornFerry キャップジェミニ ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ 新日本コンサルタント 大和総研[コンサル] みずほR&T[コンサル]
━━━ A (早慶旧帝中位勝ち) ━━━
日本経営システム NTTデータ経営研究所 DTCS DTCY
━━━ A- (早慶旧帝下位勝ち) ━━━
レコフ クニエ スカイライト 博報堂コンサル リヴァンプ シグマクシス
━━━ B (MARCH関関同立勝ち) ━━━
ベイカレント シンプレクス フューチャー イグニションポイント 日立コンサル 山田コンサル FUNDBOOK レイヤーズ リブ・コンサル インタープライズ
━━━ C (日東駒専産近甲龍勝ち) ━━━
レイス バーチャレクス ライズ 船井総研 プロレド・パートナーズ プラスアルファ オースビー ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング タナベ 日本能率コンサルティング(JMAC) シアトル パクテラ プロティビティLLC
━━━ D (大東亜帝国勝ち) ━━━
ビジョン リオホールディングス ディルバート 名南コンサル アックス ニュートン サーキュレーション INTLOOP クロス・マーケティング レジェンダ・コーポレーション
ランキングの解説
それでは次に、上位企業について見ていきましょう!
X (海外トップ大学勝ち)
いわゆるMBBと呼ばれる、正真正銘世界トップの戦略系コンサルティングファームの3社です。
MBBは歴史も古く、入社すると一生モノの経歴を得ることができます。業務は当然過酷ですが、年収も非常に高いです。
S+ (東京一工上位勝ち)
MBBには若干及ばないものの、世界トップの戦略系コンサルティングファーム群です。入社難易度も相当に高いですが、入社できた場合は世界的な泊が付きます。
S (東京一工中位勝ち)
日系シンクタンクのトップである三菱総合研究所がランクインです。他には総合系コンサルティングファームのアクセンチュアの戦略部門や、Big4と呼ばれる企業群(デロイト、PwC、KPMG、EY)の戦略部門が名を連ねます。どの企業も日本トップの難易度・ネームバリュー・年収です。
S- (東京一工下位勝ち)
Big4の一角であるデロイトトーマツコンサルティングやPwCがランクインです。
この辺りからは常人でも本気で就活をすれば入社できる可能性が出てきます。
A+ (早慶旧帝上位勝ち)
世界一の規模を誇る総合系コンサルティングファームであるアクセンチュアの非戦略部門や、日系コンサルティングファームであるアビームコンサルティングがランクインです。
日本M&Aやキャップジェミニなど少数精鋭型のファームもランクインしています。
ボリューム層は早慶の優秀層ですが、マーチレベルの学生でも十分入社できる可能性があります。
まとめ
今回は全90社に渡るコンサル/シンクタンク業界の企業格付けランキングについてご紹介しました。
今後もIT/コンサル/シンクタンク業界に関する有益な情報をどんどん発信していく予定ですので、少しでも興味を持って頂いた方は是非Twitterのフォローとブックマークをよろしくお願いします!



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