近年、新卒就活でも転職市場でもIT業界が非常に人気になっています。
IT業界は自由に働けたり平均年収が高めであったりと言われており、そのようなイメージも人気を支えています。
そんなIT業界の企業の平均年収と格付け、みなさん知りたくないですか?
そこで今回はIT業界の中でも人気が高い通信業界のうち、NTTドコモ・KDDI・SoftBank・楽天・NTTコミュニケーションズの平均年収や売上を調べて、格付けしました!
ぜひ最後までご覧ください!


【必見】業界研究に必須!おすすめ業界地図2選!【書籍】
本題の前に、本記事の他にも業界研究に必須の書籍を2冊ご紹介します!
会社四季報 業界地図 2022年版
1つ目は、東洋経済新聞社が発行している「会社四季報 業界地図 2022年版」です!
こちらは全174業界、4080社の情報が載っており、11年連続売上ナンバーワンを誇ります!まさに業界研究に必須の一冊で、就活や転職を考えている方はもちろん、ビジネスに関わる方全てに見て頂きたい書籍です!
以下にリンクを用意しましたので、ぜひご確認ください!
日経業界地図 2022年版
2つ目は、日本経済新聞社が発行している「日経業界地図 2022年版」です!
こちらは全181業界、4300社の情報の情報が載っており、会社四季報に負けず劣らず充実した内容となっております!特徴としては会社四季報よりも一社ごとの説明は少ないものの、紹介されている会社数が多い分、業界内での関係性を広く知ることができることが挙げられます!
こちらも以下にリンクを用意しましたので、ぜひご確認ください!
以上、ぜひ本サイトとあわせてご活用ください!
通信業界とは?
そもそも、通信業界とはどのような企業を指すのでしょうか?
通信業界とは、IT業界の中でも「インターネットサービスに付随したサービスを利用する際に必要な通信インフラを設置・運用する企業」を指します。
NTTドコモ・KDDI・SoftBankが三大キャリアと呼ばれており、近年は楽天も通信事業に参入しています!
また、NTT主要5社の一つ、NTTコミュニケーションズも日本の通信インフラを担当している代表的な企業と言えるため、本記事で取り上げたいと思います。
通信インフラは大きく分けて「固定通信」「無線通信(移動体通信)」の二種類が存在しています。また、近年は「衛星通信」も盛んに研究されています。
イーロン・マスク氏のSpaceX社が衛生インターネット事業に注力することを発表したのは話題になりましたね。
詳しくは日経XTECH様のこちらの記事をご覧ください!

今回はこれらの企業を調査し格付けを行っていきたいと思います!
有価証券報告書の見方
企業が公表している年収は有価証券報告書(有報)に記載されています。
有価証券報告書については以下のWikipediaの説明が参考になります。
金融商品取引法で規定されている、事業年度ごとに作成する企業内容の外部への開示資料である。
また、経理プラス様によると、以下に当てはまる企業は報告書の提出義務があると言われています。
・金融商品取引所に上場されている有価証券の発行者
・店頭登録されている有価証券の発行者
・募集または売り出しにあたり有価証券届出書または発行登録追補書類を提出した有価証券の発行者
・所有者数が1,000人以上の株券(株券を受託有価証券とする有価証券信託受益証券および、株券にかかる権利を表示している預託証券を含む)または、優先出資証券(ただし、資本金5億円未満の会社を除く)、及び所有者数が500人以上のみなし有価証券(ただし、総出資金額が1億円未満のものを除く)の発行者
つまり、有価証券報告書は大規模な募集を行っている有価証券発行者には提出義務が定められているということです。
多くの投資家が取引する上場企業はもちろん、非上場企業でも規模によっては有価証券報告書の提出義務が発生します。
しかし、有価証券報告書はページ数も多く、どこを見ればよいのか分からない方も多いと思います。
実は、企業が公表している平均年収と平均年齢は有価証券報告書内の
→第1 【企業の概況】
→5 【従業員の状況】
に記載されています。
みなさんもぜひ、興味のある企業の有価証券報告書を調べてみてください!
それではいよいよ、通信業界の平均年収ランキングを見ていきましょう!
2021年版 通信業界 平均年収ランキング
情報ソースは企業の最新 (2021年3月期) の有価証券報告書です。
(注) 名前の後ろの カッコ は平均年収と平均年齢です。
(注) NTTドコモは2021年度以降有価証券報告書を提出していないため、2020年度の有価証券報告書の情報からの予想です。
(注) NTTコミュニケーションズは有価証券報告書を提出していないため、Openworkやその他口コミサイトにおける他社との比較からの予想です。
【2021年度版 通信業界 平均年収ランキング】
━━━ 950万の壁 ━━━
KDDI (948.5万, 42.8歳) 有価証券報告書
NTTコミュニケーションズ (予920万, 予41歳) 有価証券報告書
NTTドコモ (予900万, 予40.1歳) 有価証券報告書
━━━ 900万の壁 ━━━
━━━ 850万の壁 ━━━
SoftBank (820.7万, 40.1歳) 有価証券報告書
━━━ 800万の壁 ━━━
楽天 (745.0万, 34.2歳) 有価証券報告書
2021年版 通信業界 売上ランキング
情報ソースは企業の最新 (2021年3月期) の有価証券報告書です。
順位 | 企業 | 売上 |
---|---|---|
1位 | KDDI | 5兆3126億円 |
2位 | SoftBank | 5兆3126億円 |
3位 | NTTドコモ | 4兆7252億円 |
4位 | 楽天 | 1兆4555億円 |
5位 | NTTコミュニケーションズ | 9463億円 |
2021年版 通信業界 格付けランキング
以上を総合した通信業界の格付けランキングがこちらです!
━━━ A (早慶旧帝中位勝ち)━━━
NTTドコモ KDDI NTTコミュニケーションズ
━━━ A- (早慶旧帝下位勝ち)━━━
SoftBank
━━━ B (上智理科大MARCH関関同立上位勝ち)━━━
楽天
まとめ
今回は2021年版の通信業界格付けランキングについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?
今後もIT業界に関する有益な情報をどんどん発信していくので、少しでも興味を持って頂いた方は、ぜひTwitterのフォローとブックマークをよろしくお願いします!


コメント